カルロス・ルイス・サフォンは『風の影』に始まる失われた本の墓場シリーズの著者として知られている。そしてかれの作品は異常に登場人物が多い。さらに名前が憶えづらい。そのわりに集英社文庫の登場人物一覧はぜんぜん役に立たないし（せめてフルネームで書いてくれよ）、海外のサイトを見てもあんまり良いのがない。
そこで、個人的に読書をしつつ作った登場人物リストをアップする。いちおうルールとしては複数回登場するネームドキャラを拾っていくということにする。でもたぶんふつうに抜けがあるし、間違いもあると思うから、指摘があればお願いします。
ひとまず第一弾としては『風の影』と『天使のゲーム』のリスト。それ以後の作品についてはやる気があったらやるかもしれない。
ネタバレは特にないので初読時にも使えるはず。
『風の影』登場人物
ダニエル・センペーレ
父 本作時点では名前不詳
ライン・クーベルト 悪魔
グスタポ・バルセロ 古本屋
クララ・バルセロ 目が見えない少女
ベルナルダ バルセロ家の使用人、フェルミンの恋人
ジャコボ クララの許嫁
トマス・アギラール ダニエルの親友、素人発明家
ベアトリス トマスの妹
フリアン・カラックス 小説家
フォルトゥニー フリアンの父、帽子屋
ソフィー フリアンの母
ミケル・モリネール フリアンの親友、ヌリアの夫、囚人？
フランシスコ・ハビエル・フメロ 警官
ラモン ハビエルの父、学園の守衛
イヴォンヌ ハビエルの母
フェルナンド・ラモス フリアンの同級生、司祭
ペネロペ・アルダヤ フリアンの恋人
ホルヘ・アルダヤ ペネロペの兄
リカルド・アルダヤ ペネロペの父、フリアンを入学させた富豪
ハシンタ・コロナド ペネロペの使用人
ハウサ アルダヤの屋敷を最初に建てた実業家、失踪
マリセラ ハウサのメイド兼愛人、死後幽霊となる
カベスタニー フリアンの本を出版していた社長
ヌーヴァル フランスの出版社の人
ロックフォール クララの元家庭教師
オルテンシア ハシンタのいた老人施設の尼
マトメイル侯爵 老人施設にいた好色男
イサック 墓場の管理人
ヌリア・モンフォルト・マスデデウ イサックの娘、ミケルの妻
ホセ・マリア・レケッホ ヌリアが使った偽名
モリンス 不動産業者
マヌエル・グティエレス 死体安置所職員
フェデリコ・フラビア・イ・ブハーデス 時計屋、ゲイ
アナクレト・オルモ 近所の詩人、教師
メルセディータス 近所の娘、古本屋で働きたい
『天使のゲーム』登場人物
ダビッド・マルティン 小説家、別名イグナティウス・B・サムソン
イサベッラ ダビッドのアシスタント、作家志望者
バルタサル 同じくデビュー作の主人公
ペール・コリニ コレッリのかつての商売敵
ランベール コリニが取引していた作家
ペドロ・ビダル 御曹司
クリスティーナ ペドロの秘書
ペップ ビダル家の使用人
バシリオ・モラガス 「産業の声」副編集長→「ラ・バングアルディア」副編集長
ルゼル 「産業の声」記者
ホセ・マリア・ブロトンス ラ・バングアルディア書庫室長
ホセ・バリード 出版社社長
ラモン・グスマン 同従業員
エルミニア 毒女、秘書
オドン イサベッラの父、食料品店主
イサベッラ・ラ・ヴェスヴィッラ イサベッラの祖母、ラ・マンマとも、故人
ビクトル・グランデス 刑事
マルコス、カステロ 部下
リカルド・サルバドル 元刑事、ディエゴの死を捜査
ディエゴ・マルラスカ・ポンジルッピ 『不滅の光』著者、弁護士、故人
アリシア ディエゴの妻、未亡人
イスマエル ディエゴとアリシアの息子
イレーネ・サビーノ 女優
フアン・コルベラ 通称ハコ、イレーネのマネージャー
ダミアン・ロレウス 交霊会を主催
ソモロストロの魔女
ソポンシオ・バレラ・イ・メナチョ 弁護士、ディエゴの事務所のパートナー
エリオドロ 同上
ビセンス・クラベ 不動産業者
トリアス 医師
エウラリア 図書館司書
ベルナベ・マソット・イ・カバリェ ディエゴの前に「塔の館」に住んでいた成金
サンフアン サナトリウムの医師
テレサ 看護師
以上
